本記事では来年子供が3歳になる子を持つ親の方へ、満3歳保育の利用方法や授業料、メリットデメリットを紹介していきます。
3歳になるのはまだ先だし…と思っている方、早めの準備が超重要です。
主に紹介する内容は一部地域から見たまとめとなります。
幼稚園ごとで異なる点が多いため、必ず園のホームページか役所などにある園の紹介冊子などを確認してください。
満3歳保育とは
- 満3歳保育は「3歳の誕生日後から幼稚園に入園できる制度」
- 入園日は園指定
- どの家庭でも利用可
- 3年保育児同様、制服・用具など揃える
- 授業料無償化の対象
- 保育方法は園による
幼稚園には1年保育(6歳になる歳に入園)、2年保育(5歳になる歳に入園)、3年保育(4歳になる歳に入園)があります。
満3歳保育は3年保育より長く幼稚園にて保育してもらう制度です。
※制度がない幼稚園もあります。必ず希望の幼稚園のホームページなどで確認してください。
入園日は子供の成長具合が加味されつつ、幼稚園側から指定されます。
幼稚園ですので1号認定(専業主婦など日中に保育者がいる)の場合でも利用できます。
「入園」のため、3年保育同様に入園料を納めたり、制服・用具を買い揃えたりします。
授業料は令和元年10月より、幼児教育無償化が始まったため月額25,700円まで無料です。
満3歳児専用のクラスがある場合、3年保育の年少クラスに混ぜて保育を受ける場合があります。
申し込み時期
- 時期の目安は
- 4~9月生まれの子は前年度の3月
- 10~3月生まれの子は7月
- 適宜受付のところもある
- 選考・面接がある園もある
- 申し込み時期以外での入園は難しい
※昨年(令和2年度)はコロナで大幅に予定がずれたようです。
私は申し込み期間を逃してしまったことに気づいてから電話してみたものの、なしのつぶてでした。
片田舎ですが満3歳保育は大人気で、希望者が多く抽選での入園だったそうです。
メリット
- 体力がつく
- プロによる年齢に合った遊び、教育を受けられる
- 集団生活に早く慣れることができる
- 家事が進む
- 希望の幼稚園に入園が確定する
子育て支援センターなどを利用してはいても、完全に体力を持て余していたため、通いだしてから早く眠るようになりました。
手遊びや歌などほぼ思い出せず教えられていなかったことも申し訳なかったため、早くに通わせてよかったと思います。
満3歳保育だと一度に入園する人数が少ないため、先生に一層目をかけてもらえます。日常の所作やトイレなど手厚い指導を受けられました。
もともと人見知りする娘だったため心配で仕方ありませんでしたが、1か月もすれば慣れて楽しめるようになりました。
また、子がいる状態での家事は子と遊んであげられず不憫に感じましたが、通っている間にサッと済ませられるようになり精神的に楽になりました。
以下は人気の幼稚園の場合です。
3年保育児の定員は以下の式になっていることが多いです。
3年保育児の定員=年少全体の定員ー満3歳保育中の児童ー在園中の兄弟がいる児童
どうしても入れたい幼稚園の場合なら、満3歳から入園希望を出し、落ちたら3年保育の入園申し込みとした方が入園できる可能性が高くなります。
デメリット
- 単純に親も子も寂しい
- 制服やスモックなどサイズアウトしやすくなる
- 3歳差の兄弟だとお下がりができない
3年保育なら1年以内に同じ思いをするわけですが、やはり最初は親子とも寂しい思いをします。
帰宅後に一緒に遊ぶ時間をきちんと設けられるようにすると軽減できます。
衣類などの購入時期が3年保育より早まるため、必然的にサイズアウトしやすくなります。
同じ園に通っている子からお下がりがもらえれば負担は減少します。
園がバザーなどを主催し、そのタイミングで購入できることもあります。
(コロナ下では難しそうです)
終わりに
いかがでしたでしょうか。
まだどこの幼稚園に入園させようか調べていなかった方、入園の申し込み時期は早いため、年が明けた今くらいからの情報収集が大切です。
私みたいに「しまった・・・」とならないようお気をつけください。
それでは。
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